棟瓦積み直し工事とは

棟瓦は屋根の最も高い部分に位置し、屋根中心部分を覆って保護する役割の瓦です。その棟瓦が劣化によってズレたり、ヒビが入ることで屋根の防水性が下がり雨漏りの原因になりやすくなります。そこで劣化した棟瓦を1枚ずつ積み直すことで、雨風の影響を受けにくい丈夫な屋根になります。

積み直しのサイン

棟瓦が少しでもズレていたり、完全に外れている場合は、積み直しが必要なサインです。ズレた状態のままだと、風や雨でさらに劣化するリスクが高まり、屋根全体の耐久性も下がります。棟瓦を積み直すことによって、防水機能がしっかりと回復し住まいの構造が長持ちします。

棟瓦積み直しのメリット

棟部分は強風や地震の影響を受けやすいため、積み直しでしっかりと固定することにより、瓦がズレたり飛ばされるリスクが減ります。これにより、災害にも強い屋根が実現します。また棟部分だけに集中して工事を行うため、全面の葺き替え工事よりもコストが抑えられることもメリットです。